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『正しい手洗い』の方法

手洗いの正しい方法をご存知ですか?手洗いにかける時間が10秒以下の人が大多数だと言われています。なんと95%以上の人が正しく手洗いができていないとか。

 

図に示した紫色の点線で囲ってある部分は、洗い残しの頻度が高い部分です。しっかり洗っているつもりでも、大部分の方がこれらのところに汚れが残っています

私は学生時代に病院見学に行った際、手洗いによる洗い残しを観察する機会がありました。特殊なライトを当てると洗い残しがわかります。30秒以上かけてかなりしっかり洗いましたが、それでも洗い残しがありました。写真が残っていないのが残念です。

 

 

『正しい手洗い』とはどのような手順で行うのでしょうか。下の図を参考にして、ご説明します。

① 流水で手から手首までをよく濡らし、石けんをつけて両手の掌をこすり合わせます。

② 片手をひっくり返し、反対の掌で手の甲を洗います。もう片方の手の甲も同様にして洗います。

③ 指の間を、反対の手を使って1つずつ洗います。

④ 両手を広げて合わせ、指と指が間に入るようにして洗います。

⑤ 指を1本ずつ、捻るようにして洗います。

⑥ 掌の上で反対の手の指先、爪先、爪の周りをこすり洗いします。

⑦ 手の甲を反対の手で包むようにして、ねじり洗いします。

⑧ 流水でしっかりすすぎます。すすぐ時にも同様の手順を意識すると尚良いでしょう。

⑨ 使い捨てのペーパータオルで拭き取ります。(ジェットタオルには菌が繁殖している場合があるので、使用には注意が必要です)

 

1つの工程に5〜10秒以上を心がけて見てください。正しく手を洗うと、30秒〜60秒はかかります。私の父は医師ですが、小さい頃から洗面所で手を洗う時間が非常〜に長いです。

外から帰ってきた時、食事の前、トイレに行ったあと・・・『正しい手洗い』を習慣にすることで、感染リスクを下げることが可能です。新型コロナウイルスの流行が広がり、各個人が感染対策にいつも以上に気を配るようになりました。『正しい手洗い』を身につけて、ぜひ周りの方と共有してください